カウンタとは…入力パルスの個数を数える回路、計算器。
@)アップカウンタ:入力パルスが入るたびに計数値を1つずつ増やす。
A)ダウンカウンタ:入力パルスが入るたびに計数値を1つずつ減らす。

非同期カウンタ
☆出力を次の段の入力に次から次へとつなげていく⇒前後の変化につれて各段バラバラに動作する特性がある!
☆JK入力は、各段ともにあらかじめ1を入力しておく!
☆2のn乗以外のN進カウンタについてはリセットのための出力→NAND→CLR^の回路をつくっておく!


問1 図41(a)の非同期5進カウンタにおいて、NANDゲートの一部の線をつながなくてよいのはなぜか
⇒非同期カウンタにおいてはn進数、この場合5進数のケタが繰り上がるときに2進の出力であるABCは一旦ゼロにリセットしなくてはならない。
切り替わる一瞬においてABCの出力はA→1、B→0(B^から)、C→1になりそれぞれNANDゲートに入り0が出力されCLR^に入りクリアされる。
この場合、わざわざB^をNANDゲートにつなげなくとも、A→1とB→1のみでクリアの条件を満たすことができる。


問2 非同期7進カウンタの回路構成とタイムチャートを示せ